ホンダは日本で売れ続けるのか?

SUVで生活をアップグレード

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最近の本田の車には、魅力がない

ボクは今まで、ホンダの車に何台か乗ってきた。

初代ヴィガーに初代CR-V。

どちらも、ボクがイメージするホンダらしい、いい車だった。

そして、今度(8月末?)、日本ではしばらくぶりにCR-Vが復活するという明るいニュースも入っています。

今からとても楽しみ~

ホンダには夢が詰まっていた

ボクが学生だった頃には、ホンダといえば「夢を与えてくれる」会社だった。

運転免許を取ってしばらくしたころ、あの「シティ」が発売された。

画期的だった。

車体は小さくても、その小さい中に遊び心が満載されていた。

コイツに乗って、あちこち走り回りたい、彼女を隣に乗せてドライブしたい、なんなら車の中でそのまま一晩過ごしてみたい、そんなあこがれに満ちた車だった。

次に衝撃を受けたのが「CR-V」のデビューだ。

町乗りに最適なサイズ、いざという時の4輪駆動、そして遊び心満載のスタイルと、たっぷり荷物が積める設計。

当時、ランクルやパジェロと比較して「なんちゃって四駆」なんて言い方をされていたが、ボクにとっては魅力満載の車だった。

まずそのスタイリング。みかけの評価は人それぞれだけど、ボクにとっては最高のスタイリングの車に思えた。

車両価格もそれほど高価ではなく、デザインや設計思想も多くの人に受け入れられたのだろう。だって、街中でほんとに多くのCR-Vを見かけるようになったから。

初代CR-Vのあのデザインは、その後2代目、3代目と洗練されるどころか、だんだんとみっともなくなっていった。

初代CR-Vこそが、今でも最高だと思っている。

そして、乗用車では、ビガーとインスパイアの双子。

中でもインスパイアの魅惑的なデザイン。フロントマスクの精悍さと、流れるようなボディライン。

直列5気筒という、一風変わったエンジンを斜め横置きにし、気持ちいいほどスムーズに吹き上がるように設計されていた。

ボクはヴィガーに乗っていたけど、高速道路を走ったら、まったくスピード感なく時速160kmになっていて驚いた。(と同時に、慌ててスピードを落とした(^-^;)

そして、このエンジンから発せられるホンダサウンドとも言うべきエンジン音。

内装も高級車張りで、値段不相応に質が高かった。

その後、ビガーやインスパイアは巨大化の道を進み、値段も上がり、やがて市場から消えていった。

1ボックスの常識を覆したステップワゴンの登場にも驚かされた。

子供がまだ小さかったというのもあって、初代ステップワゴン、ボクは喉から手が出るほど欲しいと思った。これは、残念ながら妻の反対もあって、叶わなかった。

初代オデッセイも魅力たっぷりの車だった。

はじめてミニバンではなく普通の乗用車サイズで7人乗りを実現、しかも本田らしいエンジンで、気持ちよく街中を駆け抜ける。

今度は妻が欲しがったが、予算の都合で断念。

その後、2代目、3代目と進化していくオデッセイですが、そのたびに魅力が薄れていくような気がしていた。

魅力的なのは「初代」ばかり

しかし、こうやって書き出してみたら、魅力的だったホンダの車って、「初代」ばかりだ。

実際、CR-Vにしても、ステップワゴンにしても初代が驚くほど売れている。

こんな多くの素敵な車を生み出してきたホンダ、今はどこに向かっているのか。

現行のホンダの車は魅力がない

軽自動車は勢いがある。

NシリーズのNボックス、NワンやS660、どれも個性が立っていて、軽自動車を選ぶなら、という条件付きで選択肢の一つには入るだろう(ボクは軽自動車を買わないが)。

最近出た商用のN-VANなどは、まさに「これぞホンダ!」というものだ。(これは久しぶりにホンダの車が欲しいと思わせられた)

だけど、小型車に「これが欲しい」というのが1車種もないのは、悲しいことだ。

顔面(フロントマスク)がおっさん臭い

ヴェゼルは猿顔、フィットはまさに「がきデカ」の顔、グレイスやジェイドの顔つきは下にダレっと垂れ下がった感じがするし、ステップワゴンスパーダは取ってつけたような面白みのない顔。ふつうのステップワゴンは顔面が垂れ下がりすぎ。

全部全部、顔面偏差値が低すぎる。

車は見かけが80%と考えているボクには、到底受け入れられない。

かろうじて他社と勝負できそうなのは、オデッセイ、シャトルぐらい。

フリードに至っては、顔つきだけでなく、車全体から受ける印象がダサすぎる。

スタイリングがなってない

オデッセイは顔面はまだましだが、車体の形状から受ける印象は「ミニブタ」。精悍さや流れるラインが感じられない。もっと言えば、「もっさり」している。

フィットは、顔がでかくて、体が小さいまさに「がきデカ」。ハイウェイを流れるように走るイメージがわいてこない。かといって、ホンダ得意の遊び心も一切感じられない。よって、魅力ゼロ。いくらCMで綾野剛を使っても、車の残念なイメージは払しょくできない。

ヴェゼル、昨年トヨタC-HRに抜かれるまで、小型SUVでずっと売れ筋№1だったはず。
だけど、今は残念ながら2番手になってしまった。
ホンダファンで、「SUVが欲しいけど、これしかないね、他社のもたいしたことないね、ハイブリッドがあるから、まあ、ヴェゼルでいいか」的な感じで買われていたのでしょうか(あくまでボクの推理です)。

顔面猿顔のほかに何が気に入らないか。

まず、中途半端にスタイリッシュにしようとしているところ。丸いのか直線なのか、何をベースに設計した?というあいまいなところ。
それでも、サイドから見るスタイリングはなんとか許せる範囲なんですが、前後からのビュー。
前面は猿顔(これはどうしようもなく気持ち悪い)、猿のお面を無理やり貼り付けたみたい…

後ろから見たときのテールランプの形状とテールランプ下端からの丸みを帯びたライン。

もーわけわかりません。みっともない。せっかく、基本のデザインがよくても、前後からのビューですべて台無し。かっこよくないし、かといって遊び心が全く感じられない。
とボクは思います。

ボクはきらいだけど、トヨタのC-HRはそんなホンダのデザインをあざ笑うように、突き抜けたデザイン。そしてそれが多くの人に受けた。

グレイスやジェイドはここに書く気にもなりません。

ボクはホンダが好き、だった。早く「大好きなホンダ」に戻ってほしい

ホンダさん、ボクは自動車メーカーとしてのホンダが大好きだったのですが、ここ数年、ちっとも面白みのない車ばかり。いい加減、ボクのような末端ユーザーの思いに気付いてほしい。

面白い車、遊び心のある車、お願いします。

CR-Vの車両価格に関して

ここへきて、CR-Vの車両価格が、ハイブリッドで400万円越え、という話が入ってきた。

もしそれが本当なら、だれをターゲットにした車を売ろうとしているのか。

本気で売ろうとしているのか。

ますますのホンダ離れを加速するだけにならないようにお願いしたい。

(CR-Vには期待したいが、ホントに「欲しい!」と思わせてくれる車になっているのか、その販売価格も含めて、あらためて感想を書いてみたい。)

 

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