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マツダCX-5、どの車種を選ぶ?
マツダの新型CX-5、スタイルや内装、乗り心地だけでなく、エンジンにもさまざまな改良がくわえられ、その魅力が一層増しました。
CX-5のラインナップは、異なる3種類のエンジンを軸に2WDか4WDか、装備はどうか、で決まっています。
購入する側からすると、
1 エンジンを決める
2 駆動方式を決める
3 装備を決める
こんな感じでしょうか。
エンジン(パワーユニット)
SKYACTIV-G 2.0
直列4気筒DOHC 2.0リッター直噴ガソリンエンジン
・最高出力:114kW〈155PS〉/6,000rpm
・最大トルク:196N・m〈20.0kgf・m〉/4,000rpm
SKYACTIV-G 2.5
直列4気筒DOHC 2.5リッター直噴ターボガソリンエンジン
[2WD FF]
・最高出力:140kW〈190PS〉/6,000rpm
・最大トルク:251N・m〈25.6kgf・m〉/3,250rpm
[4WD]
・最高出力:135kW〈184PS〉/6,000rpm
・最大トルク:245N・m〈25.0kgf・m〉/4,000rpm
SKYACTIV-D 2.2
直列4気筒DOHC 2.2リッター直噴ターボディーゼルエンジン
・最高出力:129kW〈175PS〉/4,500rpm
・最大トルク:420N・m〈42.8kgf・m〉/2,000rpm
ディーゼルエンジンは、初代CX-5が採用し、その実力で「マツダ=ディーゼルエンジン」というぐらい、評価の高かったエンジンです。
ですが、ディーゼルエンジンのみならず、2つのガソリンエンジンに対する評価も高く、購入者の使用状況で決めても、それほど後悔しないといった感じです。
まずは、ディーゼルエンジンに対する評価
エンジンを始動すると先代も十分納得出来るエンジン騒音レベルだったけれど、一段と静かになっている。エンジンの改良が進んだのだろう。
もちろんディーゼル特有のノッキング音は皆無に近い。今や世界TOPクラスの静粛性を持つディーゼルと言ってよい。ガソリンよりホンの少し賑やかな程度。
Dレンジをセレクトして走り出すと、変速を含め滑らかさも増している。絶対的な出力は必要にして十分。ヨーロッパ仕様だと200km/h近くでアウトバーンを楽々巡航出来るらしいが、なるほどと思う。
やはりまず気になるのはマツダ独自の画期的な技術の数々を新たに採用したディーゼルの仕上がりだが、いざドライブすると新旧の違いは明らか。もともと初代もよかったところ、過給圧制御とノック音を抑える技術の採用により、さらにフィーリングがよくなっている。
(中略)
ドライバビリティ面では、「DE精密過給制御」が効いて低回転域からリニアな出力特性になっている。半面、これまでのように軽く踏んでグンと加速する感覚がなりをひそめており、物足りなく感じる人もいるだろうが実際にはぜんぜんそんなことはない。踏めばこれまでどおり力強く加速するし、中間域でのコントロール性が向上している。この味付けのほうがずっと乗りやすく、燃費面でも有利なはず。まさしく「洗練された」という表現がふさわしい。
旧型のディーゼルエンジンがさらに洗練されたという印象ですね。
これに、ナチュラルサウンドスムーザーやGベクタリングコントロールという技術も、当然採用されていますから、
静粛性やドライビング性能は高レベルで進化していると言えるのではないでしょうか。
街乗りだけでなく、高速道路や山岳路をドライブすることが多い人は、ディーゼルエンジンを選んでおけば、まず間違いないでしょう。
ガソリン車に対する評価
最初は2.5Lのガソリン。エンジン音も静かで、なめらかな印象がある。アクセル開度に対する反応もリニアだと思う。市街地での微妙なアクセルワーク対して、レスポンス、リニア感に不満はない。
スペックからすれば厳しいと予想される2.0L車も、実際に乗ってみると意外な余力感。浅い踏み込みでも即座にトルクを立ち上げる。つきがいい分、踏み込み量も少なく、緩加速も巡航ギアを維持してこなす。もう少し加速を強めればダウンシフトするが、そのタイミングは2.5L車よりもちょっと早い程度。やたら回転を上げるようなトルク不足の印象はない。
一方のガソリンエンジンは、ディーゼルほど分かりやすい改良は行なわれていないが、むろん持ち前のガソリンならではのよさがある。ディーゼルほど直感できる力強さはないにせよ、ガソリンのほうが静かでスムーズであることは、あらためて言うまでもない。2.5リッターはパワフルさと伸びやかな回転フィールが身上。2.0リッターはやや線の細さを感じるものの、最終減速比が低くされており、市街地を普通に走るには大きな不満はない。
CX-5といえばスカイアクティブディーゼルの代名詞のような存在で、ガソリンエンジンは影に隠れてしまっている感じですが、その実力は侮れないようです。
2.5Lターボが力強いのは言うまでもありません。
1500kgを超える車体をそれなりに走らせるのですから、トルクとパワーを両立させたエンジンが必要です。
ですが、2.0Lのノンターボエンジンでも、パワフルとまではいかなくても、スムーズかつストレスのない噴き上がりで軽快にCX-5を走らせる。
となれば、街乗りが中心だという人は、2.0Lのノンターボエンジン搭載車を選んでも、さほど後悔しないということになりそうです。
しかも、車両本体価格は、同じグレードのモデルで考えると20~30万円安くなりますから、一考の余地あり、ですね。
駆動方式を決める
2WDか4WD(AWD)を選ぶということですが、まず
SKYACTIV-G 2.0搭載車は4WDの設定はありません。
ですから、2.0Lガソリンエンジンを選択したら、足回りは必然的に2WDで決まります。
マツダの4WD(AWD)は何がすごいのか?
数多く搭載されたセンサーが常に車体の挙動を見張っていて、検知した車の動きに応じて、4輪それぞれの駆動をコントロールすることで、ドライバーが運転しやすい状況をつねに作っている、これがマツダの採用するAWD(i-ACTIV AWD)です。
要するに、4輪が常に最適の状態で駆動して、安全に安心してドライブすることを助けてくれている、こんな感じですね。
ですから、雪上を走る場合のみならず、ぬかるみや、ウェットな路面を走るような場合でも、ドライバーの安全運転を支援してくれます。
雪の坂道で、車が斜面に対して斜めに向いているような場合、通常の4WD車であればスムーズな発進は難しいのですが、i-ACTIV AWD搭載車は、ごく自然に発進できるようです。
2WDか4WDか迷ったら
次のような記事が参考になります。
乗り心地や快適性重視なら4WDがオススメだ。FFは加速や操舵に素早く反応するキャラクターだが、そのぶん突き上げなども顕著だった。4輪で路面を掴む4WDなら安定感やどっしり感が高まり、姿勢変化が少ない上に重厚感のある乗り味まで手に入る。約20万円高いが、相応以上の価値を備えていると思う。
i-ACTIV AWDの4輪駆動性能は次の機会にジックリ紹介したいが、今までも駆動側の性能についちゃ世界一だった。ただ舗装路と雪道が交互に出てくるようなコンディションで制動距離が伸びる、という弱点を持っており、CX-3の時に不満をブツけておいた。
今回の新型CX-5で雪道を試してみたら、ライバルに勝るとも劣らないレベル。今や世界一の4WD性能と言ってよかろう。
こんな感じです。
装備を選ぶ
内装やオーディオのみならず、最近では「安全装備」がいかに充実しているか、実効性があるかということが重要になってきました。
車を選ぶときも、自動ブレーキはあるのか、自動ブレーキの作動範囲はどうなのか、歩行者も検知するのか、といった観点や、後方や側方まで感知して危険を教えてくれるかどうか、レーンキープやふらつき防止アラームなどはあるのか、などの予防安全性能が重視されるようになってきました。
マツダはこの安全性能を「全方位型」i-ACTIVSENSEとして、出来る限り多くの車種に搭載しようとしているようです。
最廉価版の20Sでも、
・アドバンストスマートシティブレーキサポート [前進時](アドバンストSCBS)&AT誤発進抑制制御[前進時]
が搭載されていますから、安全性能という面では優れています。
もちろん、PROACTIVEやL Packageといったグレードでは、
・アドバンストスマートシティブレーキサポート [前進時](アドバンストSCBS)&AT誤発進抑制制御[前進時]
・スマートシティブレーキサポート [後退時](SCBS R)&AT誤発進抑制制御[後退時]
・リアパーキングセンサー
・スマート・ブレーキ・サポート(SBS)&マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)
・ブラインド・スポット・モニタリング(BSM)*リア・クロス・トラフィック・アラート(RCTA)機能付
・レーンキープ・アシスト・システム(LAS)&車線逸脱警報システム(LDWS)
・アダプティブ・LED・ヘッドライト(ALH)
など、現状思いつく限りの機能を搭載し、徹底的に安全性能を追求しています。
こういった装備の重要性は、今後ますます大きくなってくるでしょう。
マツダCX-5ラインナップ
エンジン | 駆動方式 | 価格 | |
20S | SKYACTIV-G 2.0 | 2WD | ¥2,462,400 |
20S PROACTIVE | SKYACTIV-G 2.0 | 2WD | ¥2,689,200 |
25S | SKYACTIV-G 2.5 | 4WD | ¥2,689,200 |
25S PROACTIVE | SKYACTIV-G 2.5 | 4WD | ¥2,916,000 |
25S L Package | SKYACTIV-G 2.5 | 2WD | ¥2,986,200 |
25S L Package | SKYACTIV-G 2.5 | 4WD | ¥3,213,000 |
XD | SKYACTIV-D 2.2 | 2WD | ¥2,775,600 |
XD | SKYACTIV-D 2.2 | 4WD | ¥3,002,400 |
XD PROACTIVE | SKYACTIV-D 2.2 | 2WD | ¥3,002,400 |
XD PROACTIVE | SKYACTIV-D 2.2 | 4WD | ¥3,229,200 |
XD L Package | SKYACTIV-D 2.2 | 2WD | ¥3,299,400 |
XD L Package | SKYACTIV-D 2.2 | 4WD | ¥3,526,200 |
以上を参考に、あなたの生活スタイルに最適のCX-5と出会いましょう。
CX-5に乗ってみませんか?
新車は欲しい、CX-5の新型に乗ってみたい、そう思っていても、今は予算が…
頭金も十分ではないし…
でも大丈夫!
この段階で2つほど選択肢がありますよ。
まず、中古車
CX-5が代替わりしたので、買い替え需要で、古い型ですが、CX-5が出回ってきています。
その中で予算に見合ったものをチョイスしましょう。
中古車選びなら、ここがお勧めです。
でもやっぱり新車に乗りたい!新車に乗り換えたい!
それなら、頭金不要で、プランによっては税金、車検費用など一切合切やってもらえる、こちらも検討してみましょう。
コスモマイカーリースは、リースなんだけど、自分の車のように使用できます。
大幅なカスタマイズはできません(ただし、車検時や車の返却時に元に戻っていれば分かりません)。
でも、タイヤやホイールを替えたり、ステッカーを貼り付けたりというのは平気。
そして何より手間いらず。
月々の決まった費用さえ払っておけば、車検や税金などの面倒なことはすべてコスモでやってくれます。
これで、国産のあらゆる新車に乗れるのですから、申し分ありません。
頭金が用意できていなくても、気にせず新車に乗り換えられるって、魅力的ですよね。
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